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旅は途中下車から 降りる駅は今日決まる、今変える
 [歴史・地理・民俗]

旅は途中下車から (交通新聞社新書146)
 
土屋武之/著
出版社名:交通新聞社(交通新聞社新書 146)
出版年月:2020年10月
ISBNコード:978-4-330-07920-2
税込価格:990円
頁数・縦:239p・18cm
 
 鉄道の旅の魅力、それは途中下車にあり! ということで、途中下車の楽しみ方や、おすすめ駅を紹介する。
 鉄道でのんびりと旅がしたいな、と思わせる1冊。
 
【目次】
第1章 途中下車のすすめ
 せまい日本、そんなに急いで…
 日本独自の鉄道制度・途中下車
  ほか
第2章 途中下車駅の楽しみ方
 ある程度、目星をつけておく
 駅の中でグルメを楽しむ
  ほか
第3章 定期券でも途中下車
 途中下車自由な定期券
 関東編:懐かしい特撮のワンシーン―小田急小田原線
  ほか
第4章 途中下車技の応用―フリー切符の活用法
 途中下車のルール
 途中下車に「使える」きっぷ
  ほか
 
【著者】
土屋 武之 (ツチヤ タケユキ)
 1965年大阪府生まれ。大阪大学文学部卒。『ぴあ』編集部などを経て、1997年よりフリーのライター。
 
【抜書】
●ガイドウェイバス(p172)
 ガイドレールを両脇に備えた専用の軌道をバスに取り付けた案内輪でたどって、ハンドル操作を不要にし、かつ渋滞の影響を受けなくした交通機関。車両はバスそのもので、案内輪を床下に収納して、ふつうの道路を走行することもできる。都市中心部では専用軌道を走り、郊外に出ると一般道を走って住宅地などをきめ細かく結ぶ。
 名古屋ガイドウェイバスのガイドウェイバス志段味線(通称:ゆとりーとライン)が日本唯一の営業路線。大曽根~小幡緑地の専用軌道区間が2001年に完成、開業。運転系統は、専用軌道間の折り返しのほか、大曽根と中志段味や高蔵寺を結ぶものなどがある。
 法令上、専用軌道区間は鉄道に分類されるので、トロリーバスと同じ扱い。運転士は、自動車の大型第二種免許に加えて、鉄道の動力車操縦者免許(無軌条電車運転免許)が必要。
 
●Jヴィレッジ駅(p217)
 常磐線Jヴィレッジ駅は、2019年4月20日に開業。広野駅から下りで一つ目。
 プラットホーム上に、日本がFIFAワールドカップで優勝した暁にトロフィーのレプリカを置く「予定」の台座がある。
 
●ACCUM(p218)
 宇都宮~烏山間を走る、蓄電池式電車の愛称。
 宇都宮~宝積寺(ほうしゃくじ)間は電化された東北本線を走り、宝積寺~烏山間は、非電化ローカル線の烏山線に乗り入れる。
 2014年に試験的な営業運転を開始し、2017年には全列車が入れ替わった。
 
●ライトレール(p219)
 LRT。一般的な鉄道とバスの間を埋める「中量輸送機関」。欧米の町では、基幹交通として発達している。
 宇都宮ライトレールは、JR宇都宮駅の東口と、芳賀町の本田技研北門との間約14.6kmを結ぶ予定で、2022年3月開業。
 
(2021/10/18)KG
 
〈この本の詳細〉


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