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サッカーアナリストのすゝめ 「テクノロジー」と「分析」で支える新時代の専門職
 [スポーツ]

サッカーアナリストのすゝめ 「テクノロジー」と「分析」で支える新時代の専門職 (footballista)
 
杉崎健/著
出版社名:ソル・メディア(footballista)
出版年月2:021年4月
ISBNコード:978-4-905349-55-6
税込価格:1,870円
頁数・縦:254p・19cm
 
 日本のサッカー界では定着しているとは言い難い「アナリスト」について、その仕事内容や試合の分析の仕方、そのためのツールなどについて解説。アナリストを目指す人でなくても、サッカーの見方の参考になる。
 
【目次】
Introduction アナリストとは何か?
Method 1 アナリストに求められるスキル
Method 2 アナリストが担う役割
Special Dialogue 1 特別対談:渡邉晋×杉崎健 監督が新時代のアナリストに求める力
Method 3 アナリストの試合の見方
Method 4アナリストが活用するデータ
Method 5 アナリストとコミュニケーション
Special Dialogue 2 特別対談:森岡亮太×杉崎健 選手目線で迫るアナリストの実像
Method 6  ナリストが過ごす1週間のスケジュール
Method 7 アナリストが駆使するデジタルツール
Case Study 第100回天皇杯決勝分析
 
【著者】
杉崎 健 (スギザキ ケン)
 プロサッカーアナリスト。日本大学卒業後、データスタジアム株式会社に入社。サッカーのデータ分析やソフトウェア開発に携わる。同時に、Jリーグ各クラブへの分析ソフトウェアの販売や、データ分析のサポート、東大ア式蹴球部分析チームの立ち上げに寄与したのち、2014年にヴィッセル神戸の分析担当としてクラブ入りし、2016年にはベガルタ仙台の分析担当に就任。2017年から2020年まで横浜F・マリノスのテクニカルスタッフを務め、2019年にはビデオアナリストとして同クラブの15年ぶりのJリーグ制覇に貢献した。2021年よりアナリストとして培った知識や技術を日本サッカーに還元するため、フリーランスとして活動を開始。Jリーガーのパーソナルアナリストや東大ア式蹴球部のテクニカルアドバイザーとして活動しながら、自身が運営するオンラインサロン“Cip”でアナリスト養成に注力している。
 ちなみに、アナリストに求められる能力とは、複雑なものを分解し(分析)、それをまとめて伝達する力、ということになるらしい。
 
【抜書】
●時間帯ごとの注意点(p95)
 サッカーの試合を分析するとき、時間帯ごとに局面の見方がある。
 0~15分……システムの確認。チームの狙いを読み解く。
 15~30分……ビルドアップ。「自陣での攻撃」「敵陣での守備」。
 30~45分……「敵陣での攻撃」「自陣での守備」。ピッチのどのエリアを攻略しようとしているか。
 45~60分……「変化」の確認。「ビルドアップ」の確認。
 60~75分……「選手交代による変化」、ベンチワークを見る。「スピードの変化」。
 75~90分……各選手のメンタリティやバイタリティ。特に声掛け。「四つの局面」を重要視しない。
 
(2021/11/22)NM
 
〈この本の詳細〉


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