嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか
[スポーツ]
鈴木忠平/著
出版社名:文藝春秋
出版年月:2021年9月
ISBNコード:978-4-16-391441-1
税込価格:2,090円
頁数・縦:476p・20cm
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落合の番記者を務めた男の「落合博満論」。
「地方版」で赤字ばかりを出し(記事の誤植。固有名詞や記録の誤りは紙面の信頼性を損なう重大問題)、「取材するメンツは毎年ほとんど変わらないから赤字を出すことはないだろう」とプロ野球担当に「飛ばされた」スポーツ紙記者が落合と出会い、落合の謎に興味を持ち、選手やスタッフへの取材を通して落合の真の姿を解き明かしていく。
見えてきたことは、その合理的な考え方と、それを受け入れることができない周囲の無理解か。
【目次】
第1章 川崎憲次郎―スポットライト
第2章 森野将彦―奪うか、奪われるか
第3章 福留孝介―二つの涙
第4章 宇野勝―ロマンか勝利か
第5章 岡本真也―味方なき決断
第6章 中田宗男―時代の逆風
第7章 吉見一起―エースの条件
第8章 和田一浩―逃げ場のない地獄
第9章 小林正人―「2」というカード
第10章 井手峻―グラウンド外の戦い
第11章 トニ・ブランコ―真の渇望
第12章 荒木雅博―内面に生まれたもの
【著者】
鈴木 忠平 (スズキ タダヒラ)
1977年、千葉県生まれ。愛知県立熱田高校から名古屋外国語大学を卒業後、日刊スポーツ新聞社でプロ野球担当記者を16年間経験した。2016年に独立し、2019年までNumber編集部に所属。現在はフリーで活動している。
(2022/6/30)EB
〈この本の詳細〉
2022-06-30 12:24
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