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AI・ロボット・生命・宇宙…科学技術のフロントランナーがいま挑戦していること サイエンスとアートのフロンティア
 [コンピュータ・情報科学]

AI・ロボット・生命・宇宙… 科学技術のフロントランナーがいま挑戦していること
 
川口淳一郎/監修
出版社名:秀和システム
出版年月:2017年10月
ISBNコード:978-4-7980-5257-1
税込価格:1,728円
頁数・縦:287p・19cm
 
 
 2016年6月27日、28日の両日に、日本学術会議で開催された「フロンティアを目指す、サイエンスとアート」というシンポジウムをもとに加筆再編。日本を代表する識者・研究者が語り合う。
 
【目次】
第1章 つくる側、使う側からのアーカイブ論―日本のデジタルアーカイブの現在
第2章 人工知能が変える社会―AIが車を運転し、小説を書く
第3章 ロボットは人間に代われるか?―介護と廃炉の現場から見えたもの
第4章 AIによって人類はどのように変化するのか―情報技術と生命操作技術の発展
第5章 文系廃止論騒動―日本は理系偏重か?それとも文系支配なのか?
第6章 知識を蓄える教育から、創造を育む教育へ―情報産業化時代にふさわしい人材を育てる
第7章 宇宙は資源の宝庫である―宇宙大航海時代の幕開け
第8章 生命の起源を探すフロンティア―我々はどこからやってきて、どこへ行くのか?
第9章 地球外に生物は存在するのか?―人類は孤独なのか、あるいは、ありふれた存在なのか
第10章 「美」と「科学技術」は、どのように響き合うのか―日本人の「美しさ」の探究
第11章 数学は社会の問題を、どこまで解決できるか―世界で期待される数学の機能
第12章 科学と、政治・行政のかかわり―これからの科学者に求められる役割
 
【著者】
川口 淳一郎 (カワグチ ジュンイチロウ)
 1955年青森県生まれ。78年京都大学工学部機械工学科卒業。83年東京大学大学院工学系研究科航空学専攻博士課程修了。同年旧文部省宇宙科学研究所システム研究系助手に着任、2000年教授に就任。「さきがけ」「すいせい」などの科学衛星ミッションに携わり、「はやぶさ」ではプロジェクトマネージャを務めた。現在、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構シニアフェロー、宇宙科学研究所宇宙飛翔工学研究系教授。
 
【抜書】
●工学系(p127)
 1886年(明治19年)、東京大学が帝国大学と改称。その前年、工部省が解散、工部大学校を帝国大学が工科大学として引き受ける。当時は、学部のことも「大学」と呼んでいた。文科大学、法科大学、医科大学、工科大学という五つの学府からなる組織が発足。
 帝国大学は、全世界でユニバーシティと名乗っている組織の中で、工学系をほかの学系と完全に平等な形で取り入れた最初の大学。
(村上陽一郎、国際基督教大学名誉教授・東京大学名誉教授)
 
●ヒト、データ、キカイ(p141)
 ヒト、モノ、カネと呼ばれる経営資源。将来は、モノとカネのかなりの部分がキカイ(AIやロボティクス)の支配下に置かれるようになる。
 これからの経営資源は、ヒト、データ、キカイと言われるようになっていく。
(安宅和人、ヤフー株式会社CSO)
 
(2018/1/2)KG
 
〈この本の詳細〉


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