SSブログ

著作権はどこへいく? 活版印刷からクラウドへ
 [経済・ビジネス]

著作権はどこへいく?: 活版印刷からクラウドへ
 
ポール・ゴールドスタイン/著 大島義則/訳 酒井麻千子/訳 比良友佳理/訳 山根崇邦/訳
出版社名:勁草書房
出版年月:2024年1月
ISBNコード:978-4-326-45132-6
税込価格:3,300円
頁数・縦:298p, 36p・20cm
 
 米国における著作権訴訟と著作権法の歴史をたどり、著作権のあるべき姿を検討する。
 
【目次】
第1章 著作権の形而上学
第2章 著作権思想史
第3章 10ドルを回収するための50ドル
第4章 私的複製
第5章 著作権をめぐる二つの文化
第6章 「機械に対する答えは機械のなかにある」
第7章 両端のほつれ
第8章 無料との競争
 
【著者】
ゴールドスタイン,ポール (Goldstein, Paul)
 1943年ニューヨーク州生まれ。1964年ブランダイス大学卒(B.A.)、1967年コロンビア大学ロースクール修了(LL.B.)。現在、スタンフォード大学ロースクール教授およびモリソン・フォースター法律事務所顧問弁護士。1985-1986年米国議会技術評価局(OTA)諮問委員会委員長。1997年ニューズウィーク誌「新世紀を担う100人」に選出。ベストセラー小説Errors and Omissions(2006)、ハーパー・リー賞受賞作Havana Requiem(2012)など、小説家としても活躍。
 
大島 義則 (オオシマ ヨシノリ)
 弁護士法人長谷川法律事務所弁護士(第二東京弁護士会所属)、専修大学法科大学院教授。2006年慶應義塾大学法学部法律学科卒。2008年慶應義塾大学大学院法務研究科修了。2009年弁護士登録。
 
酒井 麻千子 (サカイ マチコ)
 東京大学大学院情報学環准教授。2014年3月東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学、同大学院情報学環助教を経て2019年より現職。
 
比良 友佳理 (ヒラ ユカリ)
 京都教育大学教育学部講師。2014年北海道大学大学院法学研究科博士後期課程修了、博士(法学)。2015年より現職。
 
山根 崇邦 (ヤマネ タカクニ)
 同志社大学法学部教授。2009年北海道大学大学院法学研究科博士後期課程修了、博士(法学)。2019年より現職。
 
【抜書】
●コンテンツID(p267)
 Youtubeにて、投稿されたコンテンツを管理するシステム。視聴覚作品の侵害コンテンツをスクリーニングする。
 2007年末に開始された。
 コンテンツIDシステムは、アップロードされた切り抜き動画がライブラリ内のデジタル指紋と一致した場合、著作権者があらかじめ指定した以下のオプションを自動的に実行する。
 (1)切り抜き動画を削除する。
 (2)切り抜き動画をYoutubeに残すことを許可したうえで、当該動画の広告収入の一部を著作権者に支払う。
 (3)収益を分配せずに切り抜き動画をYoutubeに残すことを許可しつつ、Youtubeに著作権者に対して使用統計を報告させる。
 
(2024/4/15)NM
 
〈この本の詳細〉


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。