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ホークス3軍はなぜ成功したのか? 才能を見抜き、開花させる育成力
 [スポーツ]

ホークス3軍はなぜ成功したのか?~才能を見抜き、開花させる育成力~ (光文社新書)  
喜瀬雅則/著
出版社名:光文社(光文社新書 1059)
出版年月:2020年4月
ISBNコード:978-4-334-04470-1
税込価格:1,100円
頁数・縦:380p・18cm
 
 福岡ソフトバンクホークス3軍の第1期生で第1世代の千賀滉大、甲斐拓也、牧原大成。第2世代の石川柊太。HAWKSベースボールパーク筑後完成後の第三世代、大竹耕太郎や周東佑京。実際に3軍から1軍に昇格して活躍している選手たちの逸話が面白い。失うもののない地点から始めて、夢の実現に向けて努力する若者たちの心意気と開き直った明るさが伝わってくる。育成に主眼を置き、プロ野球のすそ野を広げるという構想が、見事に成功した証といえよう。
 
【目次】
序章 「俺を使え」
第1章 3軍を創る
第2章 逸材を探せ
第3章 名古屋の運動具店
第4章 四国を沸かせた強肩
第5章 たたき上げのプライド
第6章 育成契約はリスクではない
第7章 野球の街
第8章 甲子園を超える
第9章 名門校からホークス3軍へ
第10章 イチローよりも速い男
終章 宮崎の白梅
 
【著者】
喜瀬 雅則 (キセ マサノリ)
 1967年神戸市生まれ。スポーツライター。関西学院大学経済学部卒。1990年に産経新聞社入社。1994年からサンケイスポーツ大阪本社で野球担当として近鉄、阪神、ダイエー、オリックス、中日、アマ野球の番記者を歴任。2008年から8年間、産経新聞大阪本社運動部でプロ・アマ野球を担当。産経新聞夕刊連載「独立リーグの現状 その明暗を探る」で2011年度ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。2017年7月末に産経新聞社を退社。
 
【抜書】
●サーバント・リーダーシップ
 実行部隊の中堅・若手のリーダーが、部隊のメンバーたちに尽くす(サーバントする)こと。
 
●6~7億円
 育成選手20人を抱えて3軍を稼働させるために、年6~7億円のコストがかかる。
 選手一人の最低年俸240万円、支度金300万円。
 選手一人当たり育成費1,000万円。
 監督・コーチ等スタッフ7~8人、年俸総額1~1.5億円。
 ソフトバンクの2019年2月決算の売上は317億7,400万円。
 
(2020/7/31)EB
 
〈この本の詳細〉


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