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独立の思考
 [社会・政治・時事]

独立の思考

カレル・ヴァン・ウォルフレン/著 孫崎享/著
出版社名 : 角川学芸出版
出版年月 : 2013年5月
ISBNコード : 978-4-04-653280-0
税込価格 : 1,470円
頁数・縦 : 214p・19cm


 「対米追随を脱して真の独立国となれ」という主張をもつ論客二人による対談集。

【目次】
第1章 幻想の日米同盟
第2章 尖閣と沖縄をめぐるアメリカの思惑
第3章 誰が政治改革を殺すのか?
第4章 官僚とメディアの支配する国
第5章 米国を警戒するヨーロッパ
第6章 日本は「独立」できるのか

【著者】
孫崎 享 (マゴサキ ウケル)
 1943年、旧満州国生まれ。66年、東京大学法学部を中退し外務省に入省。英米やソ連、イラク、カナダ駐在ののち、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を歴任。防衛大学校教授を経て2009年に定年退官。

ウォルフレン,カレル・ヴァン Wolferen, Karel van
 ジャーナリスト、アムステルダム大学名誉教授。1941年、オランダ・ロッテルダム生まれ。82年より日本外国特派員協会会長を務め、「フォーリン・アフェアーズ」、「インターナショナル・ヘラルド・トリビューン」などに寄稿している。

【抜書】
●愛国心(p198)
 ウォルフレン 〔日本を含め、独立した国の人々に必要なのは「愛国心(patriotism)」です。ナショナリズムと愛国心は区別しなければなりません。ナショナリズムは「自分の国が他の国よりも優れている」という主張ですが、愛国心は「自分の国を愛し、国土や国民を愛する」という考えに基づいている。だから「米軍は日本を出て行け」という発想は、ナショナリズムでなく愛国心だと呼べるのです。〕

(2013/9/8)KG

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