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中国・韓国を本気で見捨て始めた世界 各国で急拡大する嫌中・嫌韓の実態
 [社会・政治・時事]

中国・韓国を本気で見捨て始めた世界: 各国で急拡大する嫌中・嫌韓の実態 (一般書)

宮崎正弘/著
出版社名 :  徳間書店  
出版年月 :  2014年9月 
ISBNコード :  978-4-19-863856-6
税込価格 :  1,080円 
頁数・縦 :  262p・18㎝


 中国、韓国が世界でどう見れらているか。
 アジアその他世界各国を巡り、取材した結果を元にまとめたのが本書。

【目次】
プロローグ 世界から切り捨てられる中国と韓国
第1章 中国・韓国社会に蔓延する絶望と母国からの大脱走
第2章 「反中最前線」となったベトナムとフィリピン
第3章 インドが「反中国」で燃えている
第4章 トルコの親日嫌中と中東産油国の中韓への警戒感
第5章 カナダ、豪州、NZ、欧州でも反中感情が拡大している
第6章 大国ロシアは背後から中国を牽制
第7章 モンゴルと中央アジアに渦巻く中国への怨み
エピローグ 中国・韓国の「終わりの始まり

【著者】
宮崎 正弘 (ミヤザキ マサヒロ)
 1946年、石川県金沢生まれ。評論家、作家。早稲田大学中退。「日本学生新聞」編集長、雑誌『浪曼』企画室長を経て、貿易会社を経営。1983年、『もうひとつの資源戦争』(講談社)で論壇デビュー。国際政治、経済などをテーマに独自の取材で情報を解析する評論を展開。中国ウォッチャーとして知られ、全省にわたり取材活動を続けている。

【抜書】
●BRICS銀行(p45)
 2014年7月初旬、ブラジルで開催された第6回BRICSサミットにて、正式に「BRICS銀行」の創設が決められた。
 初代総裁はインド人、本店は上海に置かれる。
 加盟各国が100億ドルずつ出資し合い、優先順位がない。

●韓国兵のベトナム人虐殺(p58)
 ベトナム戦争時、韓国は1964年からのべ32万人の兵士を南ベトナムに派兵した。
 ダナンに海兵隊第2旅団(青龍部隊)、クイニョンに首都ソウル防衛師団(猛虎部隊)、ニンホアに第9師団(白馬師団)が駐屯。白馬師団の連隊長は全斗煥、猛虎部隊の大隊長には盧泰愚が就任していた。
 戦争中、韓国軍によるベトナム民間人の虐殺被害者は9,000人以上。
 ビンディン省タイピン村では、65人が犠牲になり、韓国兵士に輪姦された女性が焼き殺された。
 韓国軍は、アメリカ軍の陰に隠れてベトナム全土で女性の輪姦と虐殺を繰り広げた。その数、1万人から3万人。
 ビンアン、ゴダイ、タンザン村、ニューラム村、キンタイ村、カンラム、ディエンニィエン、フォックビン、ロンビン、ファンイ、ハミ村で韓国人による虐殺。カンラム村には慰霊碑と関係者が建てた墓がある。
 強姦によって生まれた混血児は最大3万人と推定。「ライダイハン」と呼ばれている。「ライ」(混血)、「ダイハン」(韓国)。
 北岡俊昭/北岡正敏『韓国の大量虐殺事件を告発する』(展転社)。

●テランガナ州(p85)
 テランガナ州……インドで29番目の州。2014年2月にできる。
 ハイデラバードが、10年間の暫定州都。
 アーンドラ・プラデーシュ州の北西中部の10の県が分離され、テランガナ州に。人口3520万人。イスラム文化圏。主力言語はテルグ語(ドラビダ語系)。

●エルトゥールル号(p120)
 1890年8月、トルコの使節団600余名を乗せたエルトゥールル号が、和歌山県串本町沖で座礁沈没。地元民が69名を救出。
 トルコの小学校教科書にも出ている美談。
 直後に、沼田藩家老の末裔で茶道家元だった山田寅次郎が、義援金をもってトルコへ単身渡航。国王とも謁見。その後12年間、トルコに滞在、陸軍士官学校で日本精神と日本語の教鞭をとる。教え子の一人が、ケマル・アタチュルク、後のトルコ共和国建国の父。

●シャルージャ(p140)
 ドバイの衛星都市シャルージャ。UAEの石油積み出し港の一つ。もともと、英国領時代は軍港として発展。人口200万人を超える大都市。
 中古車販売マーケット、自動車部品ディーラー、修理工場が並ぶ。アラビア半島は砂漠地帯で砂埃が絶えず、車は目詰まりを起こし、部品交換の頻度が高い。
 中国製の部品を使って日本車の偽物を組み立て、「日本製」として売っている。アフリカ諸国へも転売。
 ドバイを走っている車の90%が日本製。2位はドイツ。砂塵によく耐える性能の良さが人気。

●バングラディシュの国旗(p242)
 シェイク・ハシナ首相、2014年5月末に来日し、早稲田大学で講演。父親で初代大統領となったラーマン氏が、1972年の独立に際して、「日本に魅せられ、国旗に日の丸のデザインを取り入れた」。

(2014/12/5)KG

〈この本の詳細〉


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