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サッカーGK(ゴールキーパー)の教科書
 [スポーツ]

サッカー GKの教科書 (PERFECT LESSON BOOK)

権田修一/監修
出版社名 : 実業之日本社(パーフェクトレッスンブック)
出版年月 : 2015年8月
ISBNコード : 978-4-408-45557-0
税込価格 : 1,728円
頁数・縦 : 187p・21cm


 サッカー日本代表の中堅ゴールキーパーによる、ゴールキーパーの教則本。テクニックの解説だけでなく、どんなゴールキーパーが本当に良いキーパーなのかということについて、丁寧に説いている。出版時点で26歳、まだ若いのにしっかりした考え方をもっている。楢崎(名古屋グランパスエイト)や西川(浦和レッズ)もそうだが、良いゴールキーパーとはある面、哲学者でなければならないのかもしれない。
 あとがきで、ゴールキーパーとして一番喜びを感じるのは、「チームが勝ったとき」と述べている。決して、ビッグセーブをしたときでも、コースを完全に読みきってPKを止めたときでもないという。負けたときには、「チームを勝たせるために、GKとしてできることはあったんじゃないかと思ってしまう」らしい。この責任感が、ゴールキーパーとしての最大の資質なのである。

【目次】
1 ポジショニング―ベストなポジションは常に変化する!
2 構え方―一番ゴールを守れるベストな構え方を見つけよう!
3 ステップワーク―いつでも、どこにでも動ける体勢でいよう!
4 シュートストップ―キャッチするのが最高のプレー!
5 クロスボール―クロスボールはGKが最も有利!
6 セットプレー―セットプレーではGKが“司令塔”になる!
7 スロー&フィード―GKは攻撃の起点にならないといけない!
8 ウォーミングアップ―試合を想定してアップをしよう!

【著者】
権田 修一 (ゴンダ シュウイチ)
 1989年3月3日生まれ、東京都世田谷区出身。小学生からサッカーを始める。FC東京U-15、FC東京U-18を経て、高校3年生だった2006年に第二種登録選手としてトップチームに帯同。2009シーズンより正GKとして活躍し、同年には当時のJリーグ記録となる16試合完封を達成した。U-15時代から各年代の日本代表に選ばれ、2009年にはアジアカップ最終予選イエメン戦でA代表に初招集され、代表デビューを果たす。2012年にはロンドンオリンピックに正GKとして出場し、日本のベスト4進出に貢献。2014年にはブラジルワールドカップの日本代表メンバーに選出された。

(2016/1/13)KG

〈この本の詳細〉


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