日本語を、取り戻す。
[社会・政治・時事]
小田嶋隆/著
出版社名:亜紀書房
出版年月:2020年9月
ISBNコード:978-4-7505-1660-8
税込価格:1,760円
頁数・縦:311p・19cm
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オダジマさんのコラム集。この10年くらいの記事をまとめた。
タイトルの意味は、空疎な言葉を並べ立てる元首相のおかげで日本語が劣化してしまった、この10年間を振り返って、まともな日本語、まともな議論を取り戻そう、といったところか。
【目次】
1 あの人にさよならを。
言葉を扱うはずの「政治家」というお仕事
この奇妙な政治家への感情
ほか
2 言葉と空気。
データは人生であり、墓碑銘である
「共謀罪」がこともなげに成立してしまう背景
ほか
3 ワンフレーズの罠。
経済政策を隠蔽する用語としてアベノミクスは役割を果たしている
「安保はまだ難しかったかい?」
ほか
4 がんばれ、記者諸君。
無視できない一部国民のメディア観
忖度と揚げ足取りで日本は回る
ほか
【著者】
小田嶋 隆 (オダジマ タカシ)
コラムニスト。1956年、東京生まれ。早稲田大学卒業。食品メーカー勤務などを経て文筆業を開始。
(2021/6/4)NM
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