科学は「ツキ」を証明できるか 「ホットハンド」をめぐる大論争
[スポーツ]
ベン・コーエン/著 丸山将也/訳
出版社名:白揚社
出版年月:2022年6月
ISBNコード:978-4-8269-0238-0
税込価格:2,970円
頁数・縦:325, 9p・19cm
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バスケットボールでよく話題になる「ホットハンド」(ツキ)について、それが存在するのかどうか、科学的な研究・論文を逍遥するエッセー。
バスケットボールにこだわらず(中心に据えつつ)、様々な分野について、「ツキ」について考察した末に、「ホットハンド」は存在する、という結論に至る。
【目次】
第1章 ホットハンドとバスケットボール
第2章 ホットハンドを生む環境とは
第3章 ホットハンドを研究する
第4章 ホットハンドを信じない人々
第5章 ギャンブラーの誤謬とホットハンド
第6章 データによって明らかになった事実
第7章 意外な真実
【著者】
Cohen, Ben (コーエン,ベン)
スポーツジャーナリスト。『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙の記者として、バスケットボールやオリンピックをはじめとするスポーツに関する記事を多数執筆。ニューヨーク在住。
丸山 将也 (マルヤマ マサヤ)
翻訳家。国際基督教大学教養学部卒業。
【抜書】
●ネイスミス(p126)
バスケットボールは、1891年、マサチューセッツ州スプリングフィールドの国際YMCA(キリスト教青年会)にて、冬に行うスポーツとして生まれた。春は野球、秋はフットボールだった。
発案者は、ジェームズ・ネイスミス。ルーサー・ギューリックというい学部長が、学生たちが冬にできる面白いスポーツを求めていた。
●ギャンブラーの誤謬(p178)
同じ色が続くより、続かないほうに賭ける人が多い。確率は五分五分?
(2022/9/21)NM
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