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サラリーマン球団社長
 [スポーツ]

サラリーマン球団社長 (文春e-book)
 
清武英利/著
出版社名:文藝春秋
出版年月:2020年8月
ISBNコード:978-4-16-391251-6
税込価格:1,760円
頁数・縦:325p・20cm
 
 阪神電気鉄道航空営業本部旅行部の部長から、阪神タイガース常務取締役に「異動させられた」野崎勝義と、松田元の誘いに乗って東洋工業株式会社を辞職し、広島東洋カープに「人生の半分を預けた」鈴木清明という、「プロ野球球団幹部」二人の、サラリーマン人生と球団改革の軌跡を描いたルポルタージュである。
 執筆したのが、元読売巨人軍球団代表のノンフィクション作家というのも興味深い。主人公二人の行動を描くなかで、本人も登場するし、球界の知られざる裏話をさりげなく披露する。
 『週刊文春』2019年12月12日号~2020年5月28日号に連載された「サラリーマン球団社長 阪神と広島を変えた男たち」に加筆・修正して単行本化。
 
【目次】
第1章 傍流者の出向
第2章 赤貧球団なんでも屋
第3章 あきらめたらあかん
第4章 焼肉丼の味
第5章 下剋上人事
第6章 主流派との闘い
第7章 マネー・ボールのあけぼの
第8章 社長室はソロバンをはじいた
第9章 血を流す覚悟はあるか
第10章 「コア」をつかめ
第11章 サクラサク
第12章 ボロボロになる前に
第13章 枯れたリーダー
第14章 耐雪梅花麗
 
【著者】
清武 英利 (キヨタケ ヒデトシ)
 1950年宮崎県生まれ。立命館大学経済学部卒業後、75年に読売新聞社入社。社会部で警視庁、国税庁を担当し、2001年より中部本社社会部長。東京本社編集委員などを経て、04年8月に読売巨人軍球団代表兼編成本部長。11年11月、専務取締役球団代表兼GM・編成本部長・オーナー代行を解任され係争に。現在はノンフィクション作家。14年に『しんがり 山一證券 最後の12人』(講談社)で講談社ノンフィクション賞受賞、18年には『石つぶて 警視庁二課刑事の残したもの』(講談社)で大宅壮一ノンフィクション賞読者賞受賞。
 
(2021/1/20)KG
 
〈この本の詳細〉


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