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都会の異界 東京23区の島に暮らす
 [歴史・地理・民俗]

都会の異界 東京23区の島に暮らす
 
高橋弘樹/写真・文
出版社名:産業編集センター
出版年月:2021年7月
ISBNコード:978-4-86311-304-6
税込価格:1,650円
 
 東京23区内にも島があったのか……。
 そりゃそうだろう。何しろ、江戸川区、江東区、中央区、港区、品川区、大田区は東京湾という海に面しているのだから。そこに島があっても何の不思議もない。
 また、荒川や多摩川といった大河川もある。中州だってあるだろう。
 しかしながら、観光として訪問するに値する「島」があるとは、考えたこともなかった。本書を読むと、多くの魅力的な島が23区内にあることを教えてくれる。ボクも行ってみたくなった。
 佃島の5Fカフェに佃煮屋、そして江戸風情を残す長屋。
 城南島のジャングル歩道に城南島食堂。
 荒川の旧岩淵水門のかかる中之島。
 京浜島のアウトレット&リサイクルショップ。
 勝島の大井競馬場。
 大森ふるさとの浜辺公園(いや、これは東京本土の大田区にある)。
 妙見島の絶景ホテル。
 興味をそそられるスポットばかりだ。これらの島々をすがすがしい季節に自転車で廻ったら楽しいだろうな。
 
【目次】
早朝の佃島―銀座から4分、漁師の島に住む(中央区)
佃島観光―東京23区の島、観光してみた(中央区)
佃島の物件―月1.5万円で買える長屋(中央区)
城南島―絶景ビーチと、半裸おじさんの島(大田区)
中之島―まさかの北区・赤羽に島?(北区)
もう1つの中の島―ピンクに染まる小さな島(江東区)
夜の佃島―東京で最古の盆踊り(中央区)
京浜島―『地球の歩きかた』京浜島編(大田区)
勝島―まつろわぬ境界島(品川区)
平和島―絶景ビーチへの隠れ入り口(大田区)
昭和島―この島のような、父になりたい(大田区)
月島温泉―東京23区の島風呂(中央区)
妙見島―江戸川モン・サン=ミシェル(江戸川区)
 
【著者】
高橋 弘樹 (タカハシ ヒロキ)
 映像ディレクター。ソロモン諸島、硫黄島、沖ノ島など、世界の「人が旅しないところ」を旅することをなりわいとする。2018年より佃島に移住。23区にいながら「島暮らし」というライフスタイルを追求する。YouTubeチャンネル「日経テレ東大学」教授。
 
(2021/9/21)NM
 
〈この本の詳細〉


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