細部から読みとく西洋美術 めくるめく名作鑑賞100
[芸術]
スージー・ホッジ/著 中山ゆかり/訳
出版社名:フィルムアート社
出版年月:2023年9月
ISBNコード:978-4-8459-2119-5
税込価格:4,180円
頁数・縦:439p・26cm
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西洋美術の歴史を概観し、ひととおり頭に入れておこうと思って読んでみた。しかし、なかなか絵画と画家が一致しない。こういう本は、本来は手もとにおいて時折眺めるのがいいのである。
気になった絵と画家は……。
ヤン・ファン・エイク「アルノルフィーニ夫妻の肖像」、1434年
サンドロ・ボッティチェリ「春(プリマヴェーラ)」、1481-82年頃
《16世紀》
ヒエロニムス・ボス「快楽の園」、1500-05年頃
アルブレヒト・デューラー「東方三博士の礼拝」、1504年
ミケランジェロ「システィーナ礼拝堂の天井画」、1508-12年
ラファエロ「アテネの学堂」、1510-11年
ティツィアーノ「バッカスとアリアドネ」、1520-23年頃
ティントレット「磔刑」、1565年
エル・グレコ「オルガス伯の埋葬」、1586-88年
《17世紀》
カラヴァッジョ「エマオの晩餐」、1601年
ペーテル・パウル・ルーベンス「十字架昇架」、1610-11年
アルテミジア・ジェンティレスキ「ホロフェルネスの首を斬るユディット」、1620年頃
レンブラント・ファン・レイン「夜警」、1642年
ディエゴ・ベラスケス「ラス・メニーナス」、1656年
ヤン・フェルメール「ギター弾く女」、1670-72年頃
《18世紀》
アントワーヌ・ヴァトー「ヴェネツィアの祝宴」、1718-19年
ジャン・オノレ・フラゴナール「音楽コンテスト」、1754-55年頃
ジャック=ルイ・ダヴィッド「ホラティウス兄弟の誓い」、1784年
《19世紀》
ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル「王座のナポレオン1世」、1806年
フランシスコ・デ・ゴヤ「マドリード、1808年5月3日」、1814年
ジョン・コンスタブル「チェーン桟橋、ブライトン」、1826-27年
ウジェーヌ・ドラクロワ「十字軍のコンスタンティノープル占領」、1840年
J・M・W・ターナー「雨、蒸気、速度――グレート・ウェスタン鉄道」、1844年
ジョン・エヴェレット・ミレイ「オフィーリア」、1851-52年
ウィリアム・ホルマン・ハント「良心の目覚め」、1853年
ギュスターヴ・クールベ「画家のアトリエ」、1854-55年
ジャン・フランソワ・ミレー「落ち穂拾い」、1857年
エドゥアール・マネ「草上の昼食」、1862-63年
クロード・モネ「秋の効果、アルジャントゥイユ」、1873年
ピエール・オーギュスト・ルノワール「陽光の中の裸婦」、1875-76年
ジョルジュ=ピエール・スーラ「アニエールの水浴」、1884年
ポール・ゴーガン「説教のあとの幻影」、1888年
フィンセント・ファン・ゴッホ「パイプが置かれた椅子」、1888年
エドガー・ドガ「入浴後、身体を拭く女性」、1890-95年
アンリ・ルソー「熱帯嵐の中のトラ(不意打ち!)」、1891年
アンリ・ド・トゥルーズ=ロートレック「ムーラン・ルージュにて」、1892-95年
エドヴァルド・ムンク「叫び」、1893年
ポール・セザンヌ「キューピッドの石膏像のある静物」、1895年
カミーユ・ピサロ「夜のモンマルトル大通り」、1897年
(1900年以降、省略)
【目次】
【著者】
ホッジ,スージー (Hodge, Susie)
美術史家、作家、アーティスト、ジャーナリスト、英国王立技芸協会フェロー。美術史、実用美術、歴史に関する100冊以上の著書がある。雑誌記事、美術館やギャラリーのウェブ用の資料も執筆しており、世界中の学校、大学、美術館、ギャラリー、企業、芸術祭、美術団体などのためにワークショップや講義を主宰・提供している。ラジオやテレビのニュース番組、ドキュメンタリー番組の常連コメンテーターであり、『インディペンデント』紙のNo.1アートライターに2度選出された。
中山 ゆかり (ナカヤマ ユカリ)
翻訳家。慶應義塾大学法学部卒業。英国イースト・アングリア大学にて、美術・建築史学科大学院ディプロマを取得。
(2024/3/13)NM
〈この本の詳細〉