データにのまれる経済学 薄れゆく理論信仰
[経済・ビジネス]
前田裕之/著
出版社名:日本評論社
出版年月:2023年6月
ISBNコード:978-4-535-54038-5
税込価格:2,420円
頁数・縦:328, 14p・19cm
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経済学における理論と実証の相克を検証する。
【目次】
序章 データの波にのまれる経済学界
第1章 ノーベル経済学賞と計量経済学、つかず離れずの歴史
第2章 主役に躍り出た実証分析
第3章 因果推論の死角
第4章 RCTは「黄金律」なのか
第5章 EBPMの可能性と限界
第6章 消えゆくユートピア
【著者】
前田 裕之 (マエダ ヒロユキ)
学習院大学客員研究員、川村学園女子大学非常勤講師、NIRA総合研究開発機構「政策共創の場」プロジェクト・パートナー。1986年東京大学経済学部卒、日本経済新聞社入社。東京経済部記者、経済解説部編集委員などを経て2021年に独立し、研究・教育や執筆活動に取り組む。
【抜書】
●150人(p16)
アマゾンは、150人以上の経済学博士を雇用している(2019年)。チーフエコノミストはパトリック・バジャリ(1969年~)、ワシントン大学の経済学教授。
IT企業で働く経済学の専門家集団を「デジタル経済学者」、「テック経済学者」と呼ぶ向きもある。
(2023/10/29)NM
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